エステのボディ化粧品
今回はエステのボディ化粧品についてお話していきたいと思います。
別な記事で「エステのボディ商材」について解説していますが、今回はボディ用化粧品について掘り下げた形となります。
ボディケアや各種施術を行う上で、非常に重要となってくるボディ化粧品!
顧客のニーズを満たすためにも非常に大切なポイントですので、ぜひ各項目に目を通してみてください。
ボディ用化粧品とは
まずは「ボディ用化粧品とは?」と言った点について触れていきます。
ボディ用化粧品の定義は人によって少し捉え方が変わるものですが、簡単に言えば身体をケアする化粧品を指します。
もちろんお腹や背中だけではなく、首やお尻、腕や足なども含めた広義の意味でのボディケア用品ですね。
身体全体に使用する化粧品は、油分を与えて潤いのあるお肌にすることができます。
また美容・美肌成分が含まれていれば、それらの効果・効能を活用する部位に効率よく与えることができるでしょう。
そんなボディ用化粧品の種類については、次の項目から触れていきますので、合わせてチェックしてみてください。
ボディ用化粧品の種類
ここからはボディ用化粧品の種類について解説していきます。
主に5つの項目に分けて解説していきますので、ボディ用化粧品の種類について知るとともに、ユーザーのニーズを満たすための役割についてチェックしていきましょう。
ボディローション
まずはボディ化粧品の定番とも言われているボディローションについて。
身体全体に油分・保湿成分を補給することができ、潤いあるお肌に仕上げるために活用できるボディローションは、ボディ化粧品の中でも需要が高いアイテム!
乳液、もしくはジェル(ゲル)状で身体全体に塗りやすいようになっているため、様々な施術にも活用することができます。
単品でのスキンケアのように活用することもできれば、円滑な施術をサポートするためにも活用できるのがボディローションなのです。
ボディクリーム
次にローション同様に定番のアイテムであるボディクリームにも触れていきます。
ここで言うボディクリームは、顔以外の部位への使用を目的とするものを指します。
顔用のクリームと使用目的が同じクリームもありますが、ボディ特有の効果・効能に期待できるクリームも存在します。
顔用と目的が共通するクリームはエモリエントクリームと呼ばれ、皮膚の保湿や柔軟を主な目的とします。
それに対しボディ用クリームは「広い部位に使用する」「塗布後に衣類との接触を想定し、適度な保湿効果を有しながらサラッとした感触の付与などの特性を持つ」など、使用者に配慮した使用感であることが多いです。
エステでも施術のアフターケアなどにボディクリームを活用されるメニューは多いでしょう。
他にも様々な美容効果に期待できるボディクリームが増えてきているため、顧客のニーズに合わせたボディ化粧品としてのクリーム選びが大切になります。
※また紫外線対策を目的とするクリームであるサンプロテクターも、ある意味ではボディクリームの1種と言えますね。
ボディオイル
またボディ化粧品について深く知るためには、ボディオイルについても知っておくべきでしょう。
ボディオイルはキャリアオイルとエッセンシャルオイル(精油)に分けられます。
キャリアオイルと呼ばれる植物油は、エッセンシャルオイルを希釈する際にベースとなるオイルです。
エッセンシャルオイル、いわゆるアロマオイルは原料から抽出した「高濃度のオイル」であるため、刺激が強すぎて直接お肌に使用することはできません。
キャリアオイルのキャリアは「運ぶ」という意味でもあり、エッセンシャルオイルを希釈しつつ、その成分を効率的に体内へ運ぶ役割も持っています。
また単純にマッサージをはじめとする施術時の手の動きをなめらかにする目的もあります。
キャリアオイルとエッセンシャルオイルを上手に組み合わせることで、そして香りや効果・効能も意識しつつバリエーションを増やすことで、アロマセラピーの効果も併せ持つ施術を提供することができるようになるでしょう。
エッセンシャルオイルの効果・効能は非常に幅広いので、オイルを使った施術メニューがあるエステでは、ボディオイルを徹底的に活かしていきたいものです。
ボディソープ
そしてボディ化粧品としての意味でのボディソープについても解説していきます。
ボディソープは名前の通り身体を洗うことに最適に作られていて、身体の汚れや皮脂をしっかりと洗えるような洗浄力が特徴的です。
また保湿成分に着目したボディソープ、美容効果にも期待できるボディソープなども増えてきているので、エステで取り扱う場合はそれらをしっかり意識しましょう。
ちなみにボディソープと洗顔料を比較した場合、後者のほうがお顔用ということで刺激が少なく優しい成分で作られています。
とは言えある程度の汚れや皮脂は丁寧に落とさなければならないため、最低限の洗浄力は備え、その上で美容や保湿効果にも期待できるボディソープを選ぶことが大切。
またエステでボディソープを活用したり、物販コーナーなどに置く際には、他のメニューへの申込みにつながるよう顧客の美意識をくすぐる目的でラインナップを充実させるのも1つの選択肢だと言えるでしょう。
バストケア用のアイテム
最後にボディ化粧品の1つとして、バストケア用のアイテムについても触れていきます。
汎用的なボディ化粧品と言うよりはバストケアに特化した化粧品ですが、部位としてはボディ化粧品に該当するでしょう。
例えばバストアップクリームやジェルなどは、広義の意味ではボディ化粧品にが該当するでしょう。
プエラリア配合のクリームなどはバストアップ効果に期待ができ、また他の美容・美肌成分が配合されていれば、美バストを手に入れるのに役に立ちます。
ただし最近ではプエラリアを含むバストアップクリームなどで、ホルモンバランスが崩れているなどの事例も寄せられています。
とは言えプエラリア無配合のバストアップクリームやジェルは、単純に保湿目的になってしまうため需要が激減してしまうでしょう。
ボディ化粧品でのバスアップへのアプローチはこのあたりのバランスが難しいところですが、もし関連化粧品・アイテムを扱う際には、その辺りにも気をつける必要があります。
【補足】エステの人気メニューの化粧品
補足としてエステでの人気メニューの化粧品についても解説していきます。
直接的なボディ化粧品やスキンケア用品とは少し趣が異なりますが、施術前後のボディケアとしてみた場合は非常に大切なボディ化粧品と言えるでしょう。
「ボディケア…リンパドレナージュ、マッサージ(ボディ)オイル、ボディ用保湿ケア、背中吹き出物ケア、デコルテケア」
「脱毛…脱毛機器用化粧品、脱毛ワックス、除毛クリーム、アフターワックスケア用化粧品」
「痩身…痩身用美容機器用化粧品、痩身用セラム、ジェル、ローション、クリーム」
これらはある程度の品質のものを揃えることで、顧客満足度にもつながる大切なボディ化粧品です。
ここでコストを優先し品質が低いものを使ってしまうと、満足度・リピート率に影響が出てしまいます。
顧客満足度を高めるためにも人気メニューでのボディ化粧品選びには慎重になる必要があると言えますすね。
エステのボディ用化粧品まとめ
今回はエステのボディ化粧品の種類について解説してきました。
・ボディローションやクリームは定番
・ボディオイルは組み合わせが大切
・ボディソープも美容や保湿成分が重要
・バストケア用のアイテムもボディ用化粧品
・エステの施術前後のボディ化粧品は非常に大切
厳密にどこまでをボディ化粧品とするかは人によって様々ですが、いずれの場合でも美容・美肌に大きく関わってくるのがボディ化粧品です。