2023年版 エステサロン専売 化粧品のランキング

エステサロンを開業するときに、必ず必要になるのが専売化粧品です。

エステサロンは、施術をするだけではなくお客様の肌悩みに合わせたホームケア化粧品の販売も行います。

サロン専売品は、エステサロンの売り上げにも大きく関わるため、重要なアイテムです。

また、エステサロンの専売品は施術の効果を高めてくれるため、お客様の満足度も高くなるでしょう。

今回は、2023年に人気のエステサロン専売化粧品のランキングTOP10をご紹介します。

ぜひ、あなたのお店の専売品と比較しながら参考にしていただければ幸いです。

【2023年版】エステサロン専売化粧品のランキングTOP10

ランキングはフェイシャルやボディ、スキンケアなどのカテゴリーを問わず口コミや売上げを参考にランキングを作成しています。

それでは、みていきましょう。

【第1位】次世代の幹細胞コスメ

見事第1位に輝いたのは、サロン専売のベストセラー商品とも言われるヒト幹細胞培養液美容液です。

幹細胞とは?

幹細胞とは、自己再生機能と様々な細胞に自分を分裂する機能を持つ特殊な細胞です。

幹細胞の種類

ヒト幹細胞:人間の皮下脂肪から採取した脂肪由来の幹細胞。

動物性幹細胞:ヒトの皮膚幹細胞と構造が似ている馬、羊やブタといった動物の胎盤から採取された幹細胞、アレルギー反応が起きる場合があり安全性はまだ保障されていません。

植物幹細胞:傷ついた細胞を再生させる、リンゴやブドウ、アルガンツリーなど特定の植物の細胞を使った幹細胞。

ヒト幹細胞 vs ヒト幹細胞培養エキス

皮下脂肪から、脂肪幹細胞を抽出し、培養した際に分泌されるタンパク質成分を取り出したもの

ヒト幹細胞を多く含み、容易に取り出せる成分としていま注目されています。

【出典】:Human mesenchymal stem cells
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7904527/

【第2位】ビタミンCローション、マスク

ビタミンCのお肌への効果は、肌のコラーゲンを生成し外部からのダメージを与える活性酸素を抑えるて肌荒れを防ぎます。

また、メラニン色素の沈着を防ぎ、しみ・そばかすなどができずらく、、ニキビの原因も防ぎます。

エステでは分子が細かく浸透率の高いビタミンC、ビタミンC誘導体を主成分としたローションが人気です。

イオン導入やポレーションにも使用されています。

ハリや乾燥が気になる方におすすめで、保湿力を求める方にはぴったりの製品です。

美容液・クリーム・シートマスクも取り揃えています。

【出典】:Vitamin C in dermatology
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3673383/

【第3位】コラーゲンマッサージクリーム

第3位は​​、乾燥によるハリのなさに潤いを与えるコラーゲンのマッサージクリームは、肌なじみがよくでエイジングケア効果が期待できます。

実はコラーゲンは、肌に浸透しにくく、肌の表面のうるおいを与えるクリームですが、マッサージに使用することによって乾燥によって失われたハリを水分で満たすことによって、ふっくらとさせてくれます。
現在お使いの、スキンケアのお手入れに気軽にプラスすることができるのも嬉しいポイントです。

【出典】
Collagen Hydrolysate Prepared from Chicken By-Product as a Functional Polymer in Cosmetic Formulation

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC8037141/

【第4位】デリケートゾーン専用化粧品

第4位は、デリケートソーン専用化粧品です。

デリケートゾーン専用のケアオイルは、日本では馴染みがありませんが、ヨーロッパでは親から子に受け継がれるくらい大切なケアなのだそう。デリケートゾーンは、粘膜なので経皮吸収率(体内に成分が吸収し取り入れらる率)が一番高いエリアです。口から吸収より10倍高いのが特徴です。とても繊細な場所なので必ず専用のもので、極力オーガニック、無添加で安全な成分のものを選びましょう。

伸びのいいオイルをデリケートゾーンに塗布するだけで、黒ずみやたるみなどを改善してくれます。

デリケートゾーンのケア用品は、市販品では見かけないのでサロン専売の中でも人気のカテゴリーです。

商品URL:https://www.lamellar.jp/products/lamellar_veil/item_05.html

【第5位】まつ毛用美容液

第5位は、まつ毛美容液です。

数あるまつ毛美容液でも、化学研究チームによって開発されたラッシュアディクトは、数あるサロン専売品のまつ毛美容液の中でも口コミ評価の高い商品です。

人気商品なので、通販サイトでも見かけることがありますが模倣品や並行輸入品などがあるので、サロンで正規品を購入したいというお客様も多くなってきています。

【第6位】針ファンデーション

鍼ファンデーションは、極小の天然針が肌に浸透してスキンケアしながら、しっかりカバーもしてくれる優れもの。美容成分が多く含まれておりスキンケアしながらお肌をカバーしてくれる優秀なファンデーションです。

ほどよいツヤ感と圧倒的なカバー力があります。

カラー展開は、1色のみにも関わらずあらゆる肌色にも馴染むように作られているので、カウンセリングや肌色診断による時間を短縮できます。また施術効果にトーンアップが図れます。

自然由来の成分を豊富に使用しているのも、人気の秘密です。

​​【第7位】痩身用ボディクリーム

第7位は、痩身用のボディクリームです。

ボディークリームは、セルライトや脂肪燃焼を助ける成分が入っているボディクリームです。注目されている成分は、トウガラシやショウガエキスなど発汗作用があり、また血流が良くなるハーブなどが入っているクリームがほとんどです。

唐辛子に含まれるカプサイシンなどの成分は血行促進効果があり、脂肪を燃焼しやすく、またポリフェノールは、血流を改善する作用があります。

セルライト:おなかやお尻、太ももに見られる表面がポコポコした状態の事。代謝が悪くなり排出されなかった老廃物と脂肪細胞が一緒に固まったもの。冷え性の方に多くみられます。

イメージとしては、肉の脂肪が冷えると白い塊になるようなもの。

【​​第8位】海洋深層水のローション

化粧水を作る上で欠かせない水は、海洋深層水を使用しているというこだわりで、どの肌質でも使えるのがこの化粧水の特徴です。

さっぱりしている使用感なのに、浸透している感覚は他の化粧水では。体感できないでしょう。

深度200メートルからとれる水で、ミネラルが豊富です。

分子が小さく、浸透力が高いことから美容にも効果が期待できるとして注目を集めています。

【第9位】美容機器用ジェル

第9位は、​​EMS,イオン導入、IPL、フォトフェイシャル、ラジオ波などに使われるジェルです。

美顔器用ジェルの選び方は、浸透が良いものや、肌に潤いを与えるものだけでなく、無添加なものを選ばないといけません。

防腐剤、保存料、着色料などの化学添加物が入っている場合は、その成分まで肌の奥にお届けれれてしまい、肌にアレルギーの原因をあたえてしまいます。

​​【第10位】キャビテーション(超音波)専用ジェル

キャビテーションとは、液体が気化(蒸発)して泡にある様子の事を言います。

脂肪に超音波を当てると、脂肪細胞自体を破壊されて泡になって流してくれる痩身用のエステマシーンです。

キャビテーション(超音波)をあてた後は、必ずRF(ラジオ波)で温熱と吸引で脂肪の泡を流します。

ブローブの滑りを良くし、美容成分を届けます。また熱も伝えやすくします。

【出典】:What to Know About Ultrasonic Cavitation
https://www.webmd.com/beauty/what-to-know-about-ultrasonic-cavitation

エステサロン専売化粧品の失敗しない選び方

エステサロンの専売化粧品は、そのサロンにあった商品を選ぶことが大切です。
ここでは、失敗しない専売化粧品の選び方を解説します。

流通の規制が厳しいブランドを選ぶ

まずは、サロン専売品の大前提として市販品として買えないものを選ぶことです。

サロン専売品でも、流通の仕方によっては通販で購入できたりするものもあります。

そのため、定価で販売しているエステサロンは当然ながら売れなくなりますよね。

ただ最近では、製品にシリアルナンバーをつけて流通の規制を強化しているブランドも多くなってきています。

専売品を選ぶ際には、流通管理をブランドがどのように行っているかにも注目してみましょう。

施術者が愛用しているものを選ぶ

施術者が愛用していることで、商品の魅力が伝わりやすくなります。

魅力が伝われば、お客さんの購入にも繋げられますし、何よりお客様の満足度にもつながるでしょう。

施術者が実際に愛用していて、いいと思っているものを選ぶのも一つの方法です。

顧客ターゲットにあったコンセプトのブランドを選ぶ

サロンのコンセプトは、お店によってさまざまですが専売品もコンセプトに合ったものを選ぶ必要があります。

例えば、リーズナブルなエステメニューが多く客層も若いお客さんの多いサロンに、高級な専売品を並べても売れにくいでしょう。

また、高級なエステサロンにリーズナブルな商品が置いてあっても違和感を感じますよね。
顧客のターゲットにあった、専売品を選ぶことで売れやすくなります。

幅広い肌質に対応している化粧品を選ぶ

最後に大切なのは、どんな肌質の人にもおすすめできる化粧品であることです。

特に、敏感肌な人でも使える低刺激で安全性の高いものであれば、皮膚トラブルも起こしにくくどんな肌の人にもおすすめできます。

ただ、事前にカウンセリングなどをして、お悩みを聞いてから製品をおすすめするようにすることが大切です。

まとめ

今回は、2023年に人気のサロン専売化粧品ランキングTOP10についてご紹介してきました。

サロン専売化粧品は、お客様にとって普通のお店では買えない特別感のある商品です。

購入品の満足度を高めるためにも、施術者の丁寧なカウンセリングと使用方法の説明、製品に関する知識を高めていきましょう。