ボディエステの種類
今回はボディエステの種類についてお話していきます。
ボディエステは多くのメニュー・アプローチ方法が存在し、美容や体型、そしてダイエットに悩む女性にとって人気のメニューの1つです。
今回はエステサロンでも利用者が多い、代表的な2種類のボディエステについて解説していきます。
そして2種類のボディエステの詳細を掘り下げながら、具体的なアプローチ方法についても触れていきますので、ぜひ各項目に目を通してみてください。
リラクゼーションが目的のボディエステ
まず1種類目はリラクゼーションが目的のボディエステについて解説していきます。
シンプルに癒やしを求める人が多いメニュー・施術であり、優れたリラックス効果に期待ができます。
もちろん施術次第ではリラクゼーション効果だけではなく、美しくなるためにも役立つボディケアですね。
そんなリラクゼーション目的のボディエステについて、さらに2つの項目に掘り下げて触れていきますので、各々の項目をチェックしていきましょう。
オイルを活用
まずはオイルを使ったボディエステについてです。
その名の通りお肌に負担がかからないように適量をオイルを使い、ゆっくりとしたリズムで施術を行っていきます。
ストレス緩和や疲労の解消にも良いとされ、オイルを使うため「もみ返し」や身体への負担が少ないのも特徴的です。
さらに保湿効果や美肌効果などにも期待ができるため、心と身体を癒やしながら美しさも磨くことができる点が顧客にとっては嬉しいポイント!
日々ストレスに悩まされている現代人にとって、エステサロンでのオイルを使ったボディケアは最高の癒やし空間だと言えるでしょう。
アロマを活用
次にアロマをメインとしたボディエステについて触れていきましょう。
先のオイルを使ったボディエステと似ていますが、こちらはアロマオイル(精油)を活用しているのがポイントです。
精油・植物性のキャリアオイルなどを活用して全身をトリートメントしていく施術で、精油の香りによってホルモンバランスを整えたり、リラックス効果をもたらしてくれます。
また身体に精油を直接塗り込むことによって、成分をお肌から吸収することができリンパなどにも良い影響を与えることができる施術です。
特に優れたリラックス効果を持つラベンダー、エレガントな香りであるローズ、ベルガモットやグレープフルーツなどの爽やかな香りは使いやすいですね。
アロマオイル(精油)は香りだけのアロマテラピーも好評ですが、しっかりアロマオイルトリートメントとして行うことで、より優れたリラックス効果と美容効果を与えることができるでしょう。
マッサージとトリートメントの違い
ここでマッサージとトリートメント違いについて簡単に触れておきましょう。
既にご存知の人もいるかもしれませんが、マッサージとトリートメントは言葉の響き以上に大切な違いがあります。
マッサージは日本では「医療行為」に該当し、国家資格を持っている人しか行うことができません。
ですので、エステサロンで施術を行う場合、サロンによってはトリートメントと表現することがあるのです。
言葉の響きとしてはどちらでも同じようなニュアンスに感じる人も多いのですが、厳密には上記のような違いがあると覚えておいてください。
痩身(スリミング)が目的のボディエステ
ここからは2種類目のボディエステとして痩身(スリミング)について触れていきます。
痩身が目的のボディエステは、エステ業界でも人気の施術の1つです。
コロナ禍で業界全体が売上を落としている中、痩身だけは売上が拡大しているほどで、それだけ見た目や体型・ダイエットでの悩みを抱えている女性が多いことが伺えます。
痩身の主な3種の施術について触れていきますので、既に痩身メニューをサロンに取り入れている人も、これからメニューやマシンを取り入れる人も是非参考にしてみてください。
ハンドマッサージ
まずはハンドマッサージについて解説していきましょう。
これはプロのエステティシャンによるハンドマッサージで、身体にたまった老廃物や水分を丁寧に流すことを目的とします。
硬くなった脂肪を丁寧にほぐし、セルライトにも働きかける強めのハンドマッサージを施すことで、優れた痩身効果に期待ができます。
また先の項目で触れた「オイル」や「アロマ」を組み合わせた痩身ハンドマッサージもあり、リラクゼーションと痩身のダブル効果を前面に出す施術もあります。
エンダモロジー
写真:https://www.endermologie.com/ より
次にエンダモロジーについて触れていきましょう。
エンダモロジーはローラーを使うことで血流やリンパにアプローチし、セルライトをもみほぐして除去する効果に期待ができます。
1970年代にフランス人エンジニアのルイ・ポール・ギテーが、交通事故でケガを負ったことをきっかけに開発したマシンで、元々は傷跡を治療するためのものでした。
ですが、セルライトに効果があることが判明してからは美容機器としても使われるようになった背景があります。
エンダモロジーはローラーの複雑な回転によりハンドマッサージよりも「もみほぐし」の効果に期待ができ、効率的に痩身効果を与えることができるメリットがあると覚えておいてください。
エンダモロジーの時に着る白い「施術着」について
エンダモロジーの施術中に着用する白いレオタードのようなものは、エンダモロジースーツと言って、ローラーが体毛を巻き込まないように着用します。
体のラインがぴったりするので、最初は恥ずかしいとお感じの方もいらっしゃいますが、サイズダウンがすぐわかり、良いという意見もリピーターの方からはお聞きします。
キャビテーション
最後に痩身メニューでは外せないキャビテーションについて解説していきます。
かなり一般的な施術として浸透してきているため、痩身と言えばキャビテーションをイメージする人も多いのではないでしょうか。
キャビテーションは簡単に言えば、超音波によって脂肪を破壊し体外へ排出させるマシーンです。
キャビテーションは脂肪自体を減少させるためリバウンドの心配もなく、部分痩せなどピンポイントでのアプローチもできるため、痩身メニューの中でも常に人気の施術です。
またエンダモロジーと一緒に使うことで、より優れた痩身効果を得ることができます。
本気でダイエットをしたい女性、痩身を考えている女性にとって、キャビテーションは多くのメリットを与えてくれる夢のような施術だと言えるでしょう。
【補足】温熱ドーム
補足としてドームでの痩身についても触れていきます。
遠赤外線ドームサウナとも呼ばれていて、半円形のドームからでる遠赤外線で身体を芯から温めていく施術です。
10分程度でサラサラで健康的な汗を流すことができ、ダイエット以外の美肌効果にも期待ができます。
またドームの特徴として顔は外側に出ているので、サウナ独特の息苦しさなどはなく、サウナが苦手な人でも安心して痩身+リフレッシュ効果を得ることができるのが特徴的。
ただし単品ではあくまでサウナとしての効果がメインな点に注意しましょう。
その後にハンドマッサージやマシンによる他の痩身メニューと組み合わせること施術効果が上がるため、痩身の前段階で活用したり、リラクゼーションや美肌をメインに考えている顧客への施術として活用するところもあるようです。
ボディエステは顧客に合わせた選び方と指導が大切
今回は2種類のボディエステについて、各々の具体的なメニュー・アプローチ方法について解説してきました。