スキンケアアイテムとして定番のフェイスパックですが、いまいち効果を実感できない、もっと効果が出る使い方をしたい!とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
本記事では、フェイスパックの効果的な使い方や、効果的なタイミング、適切な頻度などを解説します。
日々のスキンケアの効果をもっと高めて、きれいなお肌を目指しましょう。
フェイスパックの効果を高めるポイント
せっかくフェイスパックをするなら、その効果をしっかり引き出したいですよね。
お肌を隅々まできれいにするためのポイントを紹介します。
お肌にピッタリ密着させる
フェイスパックはお肌にピッタリ密着させましょう。
お肌から浮いていたり、フェイスパックにシワがよっていたりすると、効果が半減してしまいます。
フェイスパックを肌に密着させるポイントは、鼻、目の周り、口の順番にフィットさせていき、丁寧にフェイスパックのシワを伸ばしていくことです。
きちんと密着しているか、鏡をチェックしながら丁寧にフィットさせていきましょう。
切り込みを入れてフェイスラインに合わせる
フェイスパックがお肌に密着しない、どうしてもシワがよってしまう場合は、フェイスパックに切り込みを入れることもおすすめです。
最初から切り込みが入っているフェイスパックもあります。
フェイスラインに合わせて切り込みを入れ、お肌の丸い部分、凹凸のある部分にしっかり密着させるようにしましょう。
フェイスラインに沿って、グっと持ち上げるようにすれば、リフトアップ効果も期待できます。
美容液はお肌にまんべんなく行き渡らせる
美容液をヒタヒタにしすぎると、かえって密着しにくかったり、美容液がポタポタと落ちてきてしまったりします。
美容液が多すぎる場合は最初に少し絞ってから、お肌に貼っていきましょう。
丁寧にフェイスパックを貼ってから、絞った美容液をフェイスパックに乗せていくことで、美容成分をまんべんなく行き渡らせられますよ。
フェイスパックを使うときのスキンケアの順番
フェイスパックの効果をさらに引き出す、スキンケアの順番も確認しましょう。
順番や、効果的なタイミング、フェイスパックの放置時間を解説します。
基本のフェイスパックの使い方
フェイスパックをする順番は、基本的にはクレンジング→洗顔→化粧水→フェイスパック→美容液→乳液orクリームです。
肌の汚れをしっかり落としてから、化粧水で潤いを与え、フェイスパックをすることで、化粧水の水分をお肌に閉じ込めたまま、フェイスパックの成分を浸透させられます。
フェイスパックのあとは美容液や乳液などで、うるおいを逃さないようにしましょう。
フェイスパックには化粧水タイプや美容液タイプなどがあるので、適切な順番が記載されていないかパッケージを確認してくださいね。
スチーマーなどを使った後
スチーマーやホットタオルで肌を温め、柔らかくしてからフェイスパックをすると、さらに美容成分を浸透させやすくなります。
基本的には、メイクなどの汚れをしっかり落とした夜にフェイスパックをするのがおすすめですが、「メイクをしたまま寝てしまった」「お酒を飲みすぎて肌のコンディションが悪い」などの際は、朝にスチーマーやホットタオルで肌を温めてからフェイスパックをしてみましょう。
10分~15分がおすすめ
フェイスパックを肌に乗せておく時間は、10分から15分程度がおすすめです。
長時間お肌に乗せすぎると、かええって美容成分や水分が蒸発してしまい、お肌の乾燥の原因になってしまいます。
まだフェイスパックが湿っていると感じても、推奨時間は守るようにしましょう。
一般的なフェイスパックの推奨時間は10分から15分程度ですが、フェイスパックによってはこれより短かったり長かったりするので、パッケージを確認してくださいね。
フェイスパックをするタイミング
フェイスパックの効果を引き出すタイミングを確認しましょう。
同じフェイスパックでも、タイミングを考慮することで、さらに効果を実感しやすくなりますよ。
入浴後
フェイスパックをするおすすめのタイミングは入浴後です。
入浴後はお肌の汚れもしっかり落ちており、肌も温まっている状態です。
肌が温まると毛穴が開き、美容成分がしっかり肌に浸透しやすくなります。
いつもと同じフェイスパックでも、入浴後に使うことでさらに効果を実感しやすくなるでしょう。
肌を温めてから
入浴後以外にフェイスパックをする場合は、肌をしっかり温めてから使用することを意識しましょう。
入浴前にフェイスパックをしたい、朝フェイスパックをしたいなどの場合、ホットタオルやスチーマーなどで肌を温めてからフェイスパックをするのもおすすめです。
毛穴を開かせてからしっかりフェイスパックで保湿すれば、その後のメイクのりもよくなりますよ。
さらにフェイスパックの効果を高める方法
フェイスパックを貼った上から、ラップやシリコンパックなどで密閉すると、さらにフェイスパックの効果を高められます。
フェイスパックがお肌に密着しやすくなるだけでなく、フェイスパック表面の美容成分や水分が蒸発しにくくなるという効果もあります。
フェイスパックに含まれる美容成分や水分は、すべてがお肌に浸透するわけではなく蒸発してしまう分も多いので、より効果を満喫したいなら上から密閉する方法も取り入れましょう。
フェイスパックは朝と夜どっちがいい?
フェイスパックは、夜に行うのがおすすめです。
日中のメイクやエアコン、外気による刺激でダメージを受けたお肌を、夜間にしっかりいたわってあげましょう。
入浴後、お肌が温まって毛穴が開いた状態でフェイスパックをすれば、効果も実感しやすくなります。
フェイスパックでしっかりスキンケアをしてから眠ることで、翌朝のお肌のコンディションが大きく改善されていることを実感しやすくなりますよ。
フェイスパックのあとに美容液やクリームなどで、美容成分をしっかり閉じ込めることも忘れないようにしましょう。
フェイスパックの頻度
フェイスパックの適切な頻度を解説します。
美容成分が豊富に含まれるフェイスパックは、毎日すればその分効果が得られる!というわけではありません。
適切な頻度を守り、スキンケアを続けましょう。
基本は週1回程度がおすすめ
フェイスパックは、基本的には週1回程度のスペシャルケアとして取り入れることがおすすめです。
頻度が多すぎるとフェイスパックに含まれる成分の過剰摂取となってしまい、かえって肌トラブルを引き起こす可能性もあります。
適切なタイミングでフェイスパックによるスキンケアを続けることで、よりきれいなお肌を目指せるでしょう。
スペシャルケア数日に1度の頻度
日焼けをした、とくに肌が荒れている、大切な予定があるなど、スキンケアに力を入れたい時期でも、数日に1度程度の間隔をあけて、フェイスパックをしましょう。
フェイスパックには豊富に美容成分が含まれています。お肌のケアをしたいからと毎日使い続けていると、肌本来の機能がうまくはたらくなる可能性もあります。
角質ケア系のパックはとくに注意!
角質ケア成分が含まれるフェイスパックは、使い過ぎると乾燥や肌荒れを引き起こす原因になります。
古い角質を除去して肌の生まれ変わりをサポートしたり、汚れを強い力で落としたりするフェイスパックは、使用頻度が多いと、まだ新しい角質も除去してしまいます。
パッケージに記載された使用頻度を守るだけでなく、自分の肌のコンディションも確認し、使うべきタイミングを見極めましょう。